内部寄生虫

内部寄生虫

内部寄生虫とは、猫や犬のおなかの中に寄生する虫のことです。

回虫(かいちゅう)、鉤虫(こうちゅう)、条虫(じょうちゅう)など数種類の内部寄生虫がいます。

お腹の中の虫なので、目に見えないために感染がわかりにくいのですが散歩の最中に感染することが多いので、日頃から便の状態に注意しましょう。

ペットが感染すると人にも感染することがありますし、幼児の場合は重症化することもありますので定期的に駆除するのがおすすめです。

また寄生虫の駆除は薬を使いますが、寄生虫によっても薬の種類が違って行きます。

回虫

線虫(せんちゅう)に属する寄生虫で、犬や猫などの哺乳類の小腸へ寄生する。
卵が小腸内で孵化し、血管を移動、肺で活動を行う。

成虫にもなると、オスで全長10cm、メスで18cm程度まで成長し、1日10万個近い卵を産む。
この大量の卵が、動物の排泄物に混ざることによって、広がっていく。

生後6か月未満のこどもや、免疫力の弱った場合に、食欲不振や下痢、嘔吐、腹痛、発育不良、肺炎、喘息、発熱、 視覚障害などを起こす場合がある。

鉤虫

鉤虫(こうちゅう)とは、十二指腸虫とも呼ばれる体長1~2cmの白い虫で、 世界中で約10億人が感染しているとも言われ、温度が高く、衛生状態が悪い地域に特に多く生息している。

鉤虫の卵は、一旦便の中に排出され、土の中で孵化する。十分に成長すると自力で動物の皮膚へ侵入できるため、 鉤虫がいる土の上をはだしで歩いたり、座ったりすることは危険である。
体内へ侵入した鉤虫は、リンパ管や血流を通って腸へ行き、ここで成虫になる。 口で小腸上部の粘膜にかみついて、宿主(しゅくしゅ)の腸壁から血を吸って生きていく。

犬が感染した場合、猫よりも重症化する場合が多い。

条虫

細長くて平べったい体が特徴の条虫は、ヒトやイヌ、ネコなどの小腸に寄生します。
成虫の形態が細長い場合は、一般的に「サナダムシ」とも呼ばれる。 「エキノコックス」と呼ばれるものもこの条虫。

犬のお尻を観察すると、肛門からはみ出した条虫を発見できることがあるため、 定期的にチェックすることが大切。
また、肛門周辺に白いゴマやひものようなものが視認できる場合や、 ひも状のものを確認したからと言って、むやみにひっぱりだそうとするのは危険なため、 必ず医師へ相談してください。

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